「想い出の部屋に、そっと区切りを」~遺品整理の現場から~

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ひとものがたり会津(遺品整理人)

渡部です♫

今日は、先日伺った現場での出来事をご紹介したいと思います。

今回のご依頼は、二階建ての一軒家にお住まいの方から。

「母が使っていた2階の部屋を片付けてほしい」

というご依頼でした。

お部屋の広さは約6畳。

しかし中に入ってみると、予想以上の物量に驚きました。

お母さまは生前、少し収集癖があったそうで、雑貨や日用品、小物類など、あらゆるものが丁寧にしまわれていました。

ご依頼者さまからは

「使えそうな日用品は残してほしい」「買い取れるものがあれば引き取ってほしい」

とのご要望をいただいていたので、作業はひとつひとつ丁寧に。

仕分けしながら、お品物の状態や種類を確認し、使えそうな日用品は依頼者さまへ、その他はお買取させていただきました。

作業時間は約6時間。

現場での動きは体力勝負ですが、それ以上に気を配るのはやっぱり「心の部分」です。

お母さまが長年暮らしてきた空間。

そして、ご家族がなかなか手をつけられずにいたお部屋。

「ただモノを減らす」だけではなく、そこに宿る想いや記憶にそっと寄り添いながら、空間に区切りをつける。

それが、私たち遺品整理の仕事の大切な役割だと思っています。

作業終了後、ご依頼者さまからとても心に残るメールをいただきました。

その中には、「駐車場に並べられたたくさんの荷物を見たとき、思わず涙が出てしまった」といったお言葉がありました。

お母さまが亡くなった現実を、あらためて感じた瞬間だったそうです。

また、「モノが多くて困る場面もあったけれど、いざなくなると、寂しさがこみ上げるものですね」というお言葉もありました。

この仕事をしていると、何度も

「人はモノに想いを宿す生き物なんだなぁ」

と感じます。

だからこそ、私たちが片付けるその「モノたち」は、ただの不用品ではなく、大切な人生の断片なのです。

ありがたいことに、「丁寧に作業してくれて本当に助かりました」と感謝の言葉もいただき、疲れも一気に吹き飛ぶような気持ちになりました。

お部屋がきれいになったあと、依頼者さまが少しほっとしたような寂しいような表情をされていたのがとても印象的でした。

これからも、ただ片付けるのではなく、

ひとつひとつの「想い」に寄り添える整理をしていきたいと思っています。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

また次回お会いしましょう♫

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